2013.06.24 島根県益田市〜山口県長門市
山口県はいりまーす!!
いやー、入りましたね!山口県!!
本州最西の県、一番端っこにあるので、期末テストではほぼ安牌の地位を揺るがないこの県は、地方都市福岡はじめとした九州と本州を結ぶとても重要な役を担っております。
ちなみに、県庁所在地は山口市ですね。
九州のすべての県と合わせて同一名の所在地なので、ほぼ僕の認識では九州の一部とかしています。
日本海沿岸に位置する標高333m、東京タワーと同じ高さの平原高地で、その高所から望む海景色は山口県、随一!
さらにそこにはキャンプ場も併設されており、ひとしきり遊んだあとはそのまま寝ることだって可能です!
ただ、とても残念なことですが、僕がいった時は濃霧が立ち込め、見所でもある巨大な風力発電のプロペラすら消え失せていました。
なんだか天候の愚痴ばかり言っているようですが、このような状況は日本の多湿な気候を感じられ、いわゆる海外の高原などの高コントラストな風景とは一線を画しています。
高原、というイメージとは異なるかもしれませんが、まさに日本の気質が現れているようで、それはそれで楽しめる時期でもあります。
そんな風に感じていた時、この辺になってくるとなかぬか関東のナンバーは珍しくなってくるのですが、習志野ナンバーの車がありました。
僕と同じナンバーを見つけるのは久々だったので珍しいなと思っていたのですが、たまたまその方が余っているから食べないか、と果物を差し出してくれました。
60歳近くの女性ひとりの方だったのですが、車の荷台いっぱいに旅道具を載っけておられ、まさに千葉からはるばる実家の山口までおいで来られているとのこと。
道の駅で休み休み来られ、4〜5日間かけてゆっくり来られているそうです。
珍しいですね、と思わず言ってしまったのですが、この年になるといろいろやって見たいことが出来るのよ! と答えられました。
どうやら、普段からそういうことをなされているようではないです。
お子様はそれぞれの家庭をお持ちになられて、最近旦那さんもお亡くなりになられたそうで、そこまでもう自分を制しているものはないから、やってみようと思った。
日本一周? いいわね、やってみようかしら!
だそうです。
僕はこの旅に特別な意識をもって望んでいる訳では全くないのですが、多分この方も抱えた背景とは裏腹に、特別な、明確な意識はないように思えました。
他人が思うほど、旅にでるはっきりとした理由なんてものはないんですね。
行きたきゃいきましょう。
あっけらかんとしているその方の振る舞いを、どこか他人ごとのように傍観しながら感じた、そんな日でございました。
お風呂は長門湯本温泉にて極楽〜
再探三十三日目
再探できた都道府県 17 [残り 30]
移動距離 140km [計 3,0400km]
出費 ¥4,800 [計 ¥227,000]
(内訳)
・食事代…¥2,400 [計 ¥51,500]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥500 [計 ¥53,700]
・ガソリン代…¥1,200 [計 ¥18,700]
・衣服・洗濯代…¥700 [計 ¥3,600]
・日用品・雑貨代…¥0 [計 ¥30,800]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥41,500]
・レジャー施設使用料…¥0 [計 ¥2,100]
・画材代…¥0 [計 ¥300]
・その他…¥0 [計 ¥1,500]
※ 十円以下四捨五入