2013.09.20 北海道函館市〜北海道有珠郡
今日は道の駅 縄文ロマン南かやべにて中空土偶をみますところから、朝の始まりといたします。
この辺の北海道南部一帯は、縄文時代の貝塚が多数見つかっている地域のようで、そのような施設がよく散見されます。
この道の駅 縄文ロマン南かやべは道の駅と、国宝の中空土偶が展示されている施設が併設されている唯一の道の駅で、外見もコンクリートの打ちっ放しの無骨な雰囲気がとてもそそります。
中空土偶弁当。お値段 ¥800也。
ご飯の量が極小で試練です。
中空土偶とは、まーようは土偶です。
…それ以上でも以下でもないです。
みなさんがふんわり想像されました土偶はおそらく、遮光器土偶だと思われますが、それではないです。
[遮光器土偶] ではない
国宝なので、写真を撮るのは躊躇われましたのでネットから引用。
[中空土偶]
…ね?
あ、あぁ〜…って感じでしょう?
ただ、この土器は欠損が腕と頭飾り以外はほぼ完全な状態で出土されましたのでとても歴史的価値のあるものだそうです。
確かに、よく、まじまじとみていると吸い込まれそうな魅力があったりなかったりしましたが、多分ありました。
ほぇー! って言ときましょう。
そのまま、海岸線を北上したあと、本日のメイン、新日本三景の大沼へ行くことにいたします。
大沼とは、2013.07.03 にラムサール条約に登録された湿地帯で、また、ラムサール条約とは特に水鳥の生息に関する重要な湿地帯に関する条約だそうです。
察すると、価値ある沼です。
近年にラムサール条約に登録されましたことで活気が出てきています感がありますが、元々からリゾート地としても親しまれていましたようで、大沼湖畔の周辺には宿泊施設や観光街などが軒並み連ねます。
やはり、その静かな水面とそれに写る駒ケ岳の雄大さが人の心を癒すのでしょう。
また大沼国定公園は全周40分程で周回できます散策路があります。
ちなみにここに生息している蚊、めちゃくちゃ強いです。
サイレントキラーとは此奴らのことかと言わんばかりに、瞬く間に腫れが幾つもできてしまいました。
しかも超いってぇ!
荒い!荒いよ!!
ドラクエとかで森に入ると強いモンスターが出てくるのは道理に適っていたのだと実感した次第です。
万全とした装備で望みましょう。
周辺のお土産屋にてじゃがバターと夕張メロン×バニラをチョイス。
北海道では、数々のソフトクリームを食べる旅でもありましたが、自分の好みではこのメロン×バニラが一番美味かった!!
何処かへ向かう水鳥。
何処でも向かえる水鳥。
さらに北上。
最後は洞爺湖と洞爺湖ビジターセンターへ赴いております。
今日はなんだか水尽いておりますね。
いつものように予備知識を入れてから観光に望みます。
その前に、洞爺湖、まずはその形状をご覧ください。
もうこれ絶対魔王住んでるでしょ。
北海道の地図を眺めていた時から、ここには必ずいってやると目論んでおりました。
その、洞爺湖の驚くべき水の透明度。
先程のドロドロの緑がかったまさに沼である大沼とは異なり、貧栄養湖と呼ばれる洞爺湖の水質は、水中の微生物がほとんどいないからだそうです。
[中島]
ちなみに真ん中にある島、魔王城…もとい中島というそうなのですが、鹿が繁殖しまくっててえらいことになっているそうです。
一応、フェリーで上陸できるそうなのですが、なんか、夢が壊れるような気がして No, Thank you。
夢は夢のままでいいさ〜
また、これまた名前だけは聞いたこともありました有珠山もこの湖から見ることができます。
活火山である有珠山は、定期的な周期で噴火と休止を繰り返しておりまして、近年では2000年に噴火が確認されています。
その度に山の形を変えながら激しく活動します有珠山は、1977-1978年の噴火では周辺地域に甚大な被害をもたらしました。
1977-1978年当時のその時の噴火では阿蘇山は大きく形を変え、なんと100m強も標高を上げました。
その噴火の被害を受けた建造物は、過去の遺産として今でもそのままの状態で保存がされています。
これは橋だそうですが、火砕流によって50mは流されこの丘に漂着したそうです。
いやー、すげぇ!!
思わず畏怖の目でみてしまいそうなこの有珠山ですが、実は別名ウソをつかない山とも称されておりまして、というのも噴火前には必ずその兆候を見せるそうです。
なので近年の噴火、2000年の際は、事前に避難勧告がなされ、一人の被害も出すことなく事が終わりました。
自然に耳を傾ければ、必ず有珠山は教えてくれる。
そう、ビジターセンターの人はおっしゃっておりました。
北海道の人々は自然とうまく共存しているように思います。
この有珠山がもたらす恩恵の一つに、洞爺湖温泉があります。1910年の噴火でできたこの温泉は、今や洞爺湖を代表する屈指の観光地で、年間250万人の人々を癒しております。
かつて、蝦夷地を拠点にしていたアイヌ民族も、自然を含めた森羅万象すべてのものを神様とし決して人が傲慢に生きないようにうまく共存しておりました。
北海道だけではなく、その他地方民であります我々もその志は大切にしていきたいですね。
湖畔のキャンプ場、仲洞爺キャンプ場にてお休み!
再探九十三日目
再探できた都道府県 33 [残り 14]
移動距離 180km [計 11,240km]
出費 ¥5,800 [計 ¥517,200]
(内訳)
・食事代…¥2,600 [計 ¥141,400]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥800 [計 ¥105,900]
・ガソリン代…¥1,500 [計 ¥68,400]
・衣服・洗濯代…¥0 [計 ¥9.500]
・日用品・雑貨代…¥0 [計 ¥47,500]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥46,100]
・レジャー施設使用料…¥900 [計 ¥13,000]
・画材代…¥0 [計 ¥5,900]
・フェリー移動費…¥0 [計 ¥18,700]
・その他…¥0 [計 ¥15,700]
※ 十円以下四捨五入