2013.10.11 青森県むつ市〜下北郡大間町
ど☆しゃぶり。てかバイクでこんなとこ…こ、こえ〜
昨日の好天が嘘のように降りまくる雨。
前に出たい太陽を執拗にチャージする雨雲に苛立ちが消えません。
もう今日はどうでもいいかなー
とかって萎えまくりましたが、日数も限りがあるところでございますので、重い腰を上げ雨天敢行と致すことにします。
恐山。
日本三大霊場に数えられる恐山は、青森県は下北半島中部に位置します。
僕はシャーマンキングでこの恐山を舞台にした編が一番好きですので、とても楽しみでした。
道中は雨がざーざーでしたが、到着時から恐山出発時までの間のみピッタリと止んだところはさすが恐山、並々ならぬパワーを感じ得ますね。
名前の通りおどろおどろしいその印象は、想像以上に厳かな空気と粛々した空間を醸し出しております。
バイクで山中を登っている時も、硫黄の匂いがし始め、霊場内では気分を害す方もいらっしゃったほどに強い臭気が周りを覆っておりました。
まずは、三途の川。
急ぎで撮ったのであれですが、橋の下には三途の川が流れておりまして、こちらが現世とあの世を隔てていりわけです。
(並行して通る車道がありまして、車はそこを通りますが、あまりに自然な道ゆえ、ほとんどの方はそうと知らずに渡ることでしょう。僕も帰りに気付きました。そして撮りました。)
特徴的なのはいたるところで立てられた風車 (かざぐるま)。
他方でいうところの花の意味を持つそうで、近くのお店から購入することが出来ます。
からからカラカラ、曇り空の不安定な空に伴った強い風が、かざぐるまを勢いよくまわしておりました。
また、宇曽利山湖は恐山すぐそばにあるカルデラ湖。
活火山から流れ込む酸性が強い水質は、生物を拒み、それを引き換えに非常に高い透明度を誇る湖だそうです。
雨で湖床が攪拌されているはずなのですが、なおもこの美しい水面。
極楽浄土、でしょうか。
陸側は地獄と呼ぶに相応しい景観ですので、そちらとの対比が素晴らしく厳かで粛々としておりました。
青森に来たならば必ずここは行っておいた方がよいです。
霊場という土地柄、身構えるところもあるとは思いますが、お寺へ参拝する感覚でよいです。
なかには入山者用の無料の温泉もありますので、すこしいつもとは異なる調子で湯を楽しめると思いますよ。
エネルギーをひしひしと感じました。
まだまだ行きます。
大間。
出ました、大間のマグロです。
大間のマグロといえば一本釣りで有名でございます。
度々月曜21時から特番やりますよね、マグロの。
あのイメージです。
ちなみに松方弘樹は探してもいませんでした。
で、食べました。
海峡荘のマグロ丼。
¥2,000ですってよ、あなた。
なんでも、マグロというのはシーズンが9月〜10月とのことで、もう完璧。
この時期のみ、それも捕獲ができた時のみ提供されます、大間の生マグロ。
解体してから3日が日持ちの限界とのことで、要は大間に来ないと食べられません。
講釈と値段で味がもうほとんどわかりませんが、うまかったです。
今日は雨降ったのに充実してました。
出発時はイライラしてたんですけど、そんなのも吹っ飛んでました。
海峡荘近くの大間崎テントサイトでお休み〜
再探百三日目
再探できた都道府県 35 [残り 12]
移動距離 70km [計 12,270km]
出費 ¥8,100 [計 ¥613,300]
(内訳)
・食事代…¥2,500 [計 ¥164,600]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥0 [計 ¥113,600]
・ガソリン代…¥0 [計 ¥73,800]
・衣服・洗濯代…¥600 [計 ¥11,300]
・日用品・雑貨代…¥0 [計 ¥49,000]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥49,100]
・レジャー施設使用料…¥0 [計 ¥17,500]
・画材代…¥0 [計 ¥7,400]
・フェリー移動費…¥0 [計 ¥51,000]
・その他…¥5,000 [計 ¥33,100]
※ 十円以下四捨五入