日本、再探紀

日本の魅力を再び、探していくブログです。

2013.10.17 山形県山形市〜福島県福島市

いやー、実質3日連続で、秋田市山形市福島市と、各県の県庁所在地をまたぐ結果となりました。

逆をいえば三日間あれば少なくとも北陸三県は網羅することができるということですね。

青森市も秋田市から200kmぐらいだったと思いますので、頑張れば四件もいけたかもしれません。


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さてさて、本日は朝より山形市の著名な寺院、山寺へ赴いております。

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松尾芭蕉の、閑さや岩にしみ入る蝉の声という句は、日本人であれば必ず耳にしたことがあり、また松尾芭蕉を代表する句だと思いますが、その句が詠まれたのが、この山寺なのです。

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山形市から車で約30分と比較的近くにありまして、名前の通り、山の崖にお寺をくくりつけたように山寺は佇んでおりました。

山麓から伺える岩肌は、色付き始めた木々と合間って存在感を出しております。



そして、この山寺の最奥に行くには、この岩肌付近まで登る必要があります

ガイドには、所要120分などとサンダルで来ちゃったうふふカップル共を一掃駆逐する文言、しかし一人で来たとて、むう、と、身構える所要時間ではありました。



まあ、せっかく来たんだし登るか、と決意を結び登頂することとしました。



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どうやら僧の修行場でもありましたこの山寺、登る道中には、様々な地蔵や石碑が連なり、また高く真っ直ぐ伸びる針葉樹が独特の雰囲気を作り出しております。

点々と、修行の過酷さを伺える箇所を拝見しました。


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目的地、山寺の最奥の奥之院までの道程、長く険しいかと恐々しておりましたが、急ぐこともなく20分ほどで辿りついてしまいました。

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他に老年代の参拝客の方も多数いらっしゃったのですが、各人個人差はあれど奥之院まで皆様到着されていたようでしたので、文言ほどには険しくはないように思います。

もしかしたら他に行っていないルートがあったかもしれませんが。




それでも、登り終えた静寂で厳粛な山上で、線香を立て手を合わせますと、黒き心が洗われるようです。

山寺には悪い縁を断ち切る信仰があるようなのですが、なるほど、確かに負の要素を掻き消してくれそうな清らかな空気を感じました。

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下山して、麓の山寺後藤美術館を見に行った後、味処馳走舎にて、本場山形牛の丼を頂きました。

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醤油ベースの味付けに、山葵を添えて。
サービスで出てきた玉こんにゃく、冷えた体に染み入ります!




そしてさらに南を目指し、福島市までバイクを運びました。



道の駅 安達にて、野宿。




お寺って、いいね。




再探百九日目
再探できた都道府県 38 [残り 9]
移動距離 150km [計 13,230km]
出費 ¥4,300 [計 ¥650,700]
(内訳)
・食事代…¥2,100 [計 ¥174,600]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥0 [計 ¥122,300]
・ガソリン代…¥1,200 [計 ¥79,500]
・衣服・洗濯代…¥0 [計 ¥11,300]
・日用品・雑貨代…¥0 [計 ¥57,000]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥51,600]
・レジャー施設使用料…¥1,100 [計 ¥19,300]
・画材代…¥0 [計 ¥7,400]
・フェリー移動費…¥0 [計 ¥51,000]
・その他…¥0 [計 ¥33,100]
※ 十円以下四捨五入