2013.11.07 石川県加賀市〜金沢市
今日は雨がちらつくようです。
バイクに乗るようになって、さほど天気には無頓着な方であった僕が雨にガチ鬱になるとは思いもよりませんでした。
ヘルメットにポッという音とともに水滴を見つけると、本当になんともいえない虚無感に苛まれます。
とりあえず近場で、どうしても昨日行きたかった中谷宇吉郎 雪の科学館へ行ってきました。
中谷宇吉郎は物理学者。
といえばなにやら堅苦しい印象がありますが、この人は人口の雪を初めて作ったという功績の持ち主、すなわち雪博士なのです。
"雪は天からの手紙" という言葉を残した彼の氏。
彼の随筆の中に
雪の研究に没頭し観察ばかりしていると、周りの方が、ただ雪が好きで、結晶を見たいが為だけに研究をしているように思うようです。
大抵、「雪の研究は何か役にたつのですか?」
と聞いてきます。私は、雪を観察することでその大気の状態をうかがい知ることが出来ます。その土地の気候を知るために行っておりますと答えると、ほとんどの方は納得されるのですが、やっぱり私は好きで雪をみているのでした。
という文書があり、印象的でした。(意訳)
本当に愛を感じます。
それ以上に、この雪の科学館、凄く癒されます。雪の華とはよく言ったもので、科学館というネーミングで、真っ先に怪訝な顔をされるような女性の方こそ、真に勧められる施設でございました。
好きな形の雪の結晶を作り出すことができたり、ダイヤモンドダストを発生させる実験もすることができます。
理的な方はもちろんのこと、雪のデザイン賞なる、雪を主題とした作品展もあり、美術館感覚でもよし。
まさしく老若男女遊べると思いました。
例のごとく、グッズでお金を落とします。
パッケージが素敵です。
中谷宇吉郎さんの生い立ちから研究内容、などを示した本、買いました。
なにやら2012年は没後50周年とのことで雪の結晶ネクタイが限定販売されており、もう少しで買うところでしたが、使い所の難しさと ¥5,500という値段に挫折。
お土産とかいいんじゃないでしょうか。
素敵スポット。
そのあとは少し北へ移動し、金沢市に突入。兼六園へと向かいます。
途中、レッドバロン石川にて、オイル交換、フィルター交換。
おそらく今回が旅の最後のレッドバロンになる…はず。
兼六園。日本三大名園の一つでありますが、まあ、はあー。としか出なかったです。
ザ☆日本って感じですね。
晴れては降り晴れては降りの不安定な空模様であったので、もう少し快晴だとよかった
かもしれません。
葉も色付き盛りですね。
素晴らしい松。秋空の如く、低く広く伸びております。
まー、ただ、やはり誰かしらと共有してこその庭園ですね〜
いわゆるまあ盆栽のような美的センスは、どうやら僕にはまだまだ早かったようです。
凄さが伝わるも、いかんせん判らないままなので、せめてその雰囲気を分かち合うことで楽しさを見出すべきですね。
さて。
夜には金沢駅に寄ってみました。
びっくりするぐらいの発展度。
なんじゃこれ!
札幌市ぐらいはあるのではないのか。
なかなか地方都市と聞いて金沢を答えるのは少ないと思いますが、いやいや北陸の要ですよこれ。
北陸新幹線も開通を間近に控えておりますので、益々の発展が期待できますな。
ご飯も食べましたので、今日は金沢のネットカフェで就寝。お休み。
快活CLUB 金沢福久店。
再探百十五日目
再探できた都道府県 41 [残り 6]
移動距離 80km [計 14,030km]
出費 ¥5,600 [計 ¥686,100]
(内訳)
・食事代…¥2,300 [計 ¥188,100]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥2,000 [計 ¥125,200]
・ガソリン代…¥0 [計 ¥82,700]
・衣服・洗濯代…¥0 [計 ¥11,600]
・日用品・雑貨代…¥500 [計 ¥58,900]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥51,600]
・レジャー施設使用料…¥800 [計 ¥20,100]
・画材代…¥0 [計 ¥7,400]
・フェリー移動費…¥0 [計 ¥60,700]
・その他…¥0 [計 ¥35,300]
※ 十円以下四捨五入