日本、再探紀

日本の魅力を再び、探していくブログです。

2013.07.16 長崎県平戸市

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はーい、それでは先週に引き続き、ファラオ王とスフィンクスについて勉強していきましょう〜

ツタンカーメンはピラミッドよりもむしろミイラで、エジプトのほうがナイル川だと
ハムナプトラです〜






暑さにやられて砂漠を想起していまよ、私は。

違いますね、長崎県平戸市です。




もともと九州は昔より日本の玄関とも例えてもよいぐらい、港町が盛んであります。
鎖国中唯一の窓口だった長崎県の出島もその中に含まれますが、実は平戸も同じような港町。

驚くことに、出島よりも先に西洋との貿易を行っていた屈指の貿易港なのでした。


言うなれば、元祖出島。




当時の西洋の地図には、日本の図と共に、ヒラド、と英表記で書かれていたそうです。


その後、貿易港として、さらなる発展をしていかんと、当時では大変珍しい西洋作りの、しかも非常に大きいオランダ商館が建設されました。



今後、さらなる貿易進展が期待されていましたが、幕府による鎖国制度により、その外観に西暦で建設年が刻まれていたことから取り壊しの命が下され、長崎県は出島にその舞台は移されました。



そんな、めまぐるしい時代を駆け抜けた平戸。

時代の先駆者的存在でもあるこの町に、今はなき、オランダ商館が再建しています。



2011年に完成した平戸オランダ商館。膨大な資料と文献を元に限りなく忠実に再現しているそうです。




平戸港にドンと構えた、白く屈託のないその姿は、港の向こうに見える平戸城と、絶妙なコントラストを醸し出しております。





和洋折衷。





平戸は、まさにこの言葉のような町ですね。

お寺が立ち並ぶ道をひとつ曲がれば、十字架をかかげた教会と、聖母マリア様の像が待っています。

ふたつの宗派が、混ざり合うこともなく融合している独特の街並みに、不思議な魅力を感じました。



歴史が香ります!





この日はまたまた同じキャンプ場で連泊し、翌日、長崎市市街へ行くことにいたします。



再探五十二日目
再探できた都道府県 24 [残り 23]
移動距離 150km [計 5,670km]
出費 ¥4,900 [計 ¥315,200]
(内訳)
・食事代…¥2,300 [計 ¥78,600]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥800 [計 ¥80,800]
・ガソリン代…¥1,800 [計 ¥33,800]
・衣服・洗濯代…¥0 [計 ¥6,300]
・日用品・雑貨代…¥0 [計 ¥33,400]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥41,500]
・レジャー施設使用料…¥0 [計 ¥2,700]
・画材代…¥0 [計 ¥3,900]
・その他…¥0 [計 ¥2,600]
※ 十円以下四捨五入