日本、再探紀

日本の魅力を再び、探していくブログです。

2013.08.19 滋賀県甲賀市〜長野県高山市奥飛騨

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西日本の再探開始時、さわりのみ一緒に走った友人のバリオスが、昨日、金もないのに上高地に行こうと言い出しました。




セレブな避暑地リゾートという感覚であった、上高地、岐阜〜長野のあの一帯。

行くはいいが徹夜日帰り弾丸ツーリングを敢行せんと意気揚々のバリオスを、距離と場所からそれは死屍累々の地獄絵図になることと説得し、無難に近くの格安宿をとりながら一泊二日で優雅に行くこととしました。



それでもケチって高速道路禁止で臨んだ下道オンリーツーリング、目的地を設定したナビの到着予定時間を見てすでに帰りたそうなバリオスの悲観を遥かに上回る、結果片道11時間の運転はさすがにくたびれました。



その上不安定な天候で、帰りは豪雨に見舞われ、雨雲から逃げる逃げるように帰宅するという過酷なツーリングとあいなりましたが、終われば上高地という場所を満喫したように思います。


これで、僕のK-30 (一眼レフ) がぶち壊れなければ、さぞ楽しかったですが。

原因不明の出発直前に発覚したのですが、なんでこのタイミング?と嘆いたものです。

後日、メーカー送りでした。
旅を考えるのであれば、好タイミング…なんでしょうか。






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とはいえ、日本の代表的な景勝地である上高地は、普段の夏着では肌寒く感じるほどに涼しく、穂高連峰を間近に一望できる標高1,500mの大自然は、古表記である「神垣内」と呼ばれるに十分な神々しさを持ち合わせておりました。

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お盆過ぎとはいえ、まだまだシーズン中で
あることは変わりなく、数多くの観光客で賑わいを見せております。

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今年は、四万十市で最高気温 41℃と観測史上最高の気温を記録した猛暑でもあり、上高地の観光客が前年比 120%だったそう。
たしかに、避暑として上高地に足を運びたくなります。



また、他には登山者の方もよくいらっしゃったように思います。

実は、上高地ビジターセンターよりもさらに奥地には登山コースもあるようでして、まさしくアルピニストのような方々を多数お見かけしました。
真夏とはいえ 20℃前後の気温ですので、登山にはピッタリなのでしょう。


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なんか登山、本当にいいですね。
やりましょうか。まじで。
あの、スキーの棒みたいなやつ、いくらぐらいなんでしょうか。






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総じて上高地、さすがの心地良さで本当にいい場所でした。

現在、上高地へは往路の厳しさより自家用車で行くことが出来ず、シャトルバスにより約30分で行くことになります。

¥2,000 というタイキックばりの往復料金ですが、方法がそれしかないので仕方ない!



また、近辺は温泉街が多数ありまして、近いところは平湯温泉から、奥飛騨温泉郷 (新平湯温泉)、新穂高温泉白骨温泉などが連ねます。

今回は、民宿 富久の湯という奥飛騨温泉の内の栃尾温泉で素泊まり ¥3,500、入浴費別途 ¥150で一泊しました。

上高地のホテルはちょっとさすがに全く手が出ないので、周辺の民宿でお安く済ます考えです。

古い日本家屋の、いかにも民宿な雰囲気は、庶民にはたまらなく落ち着きますね。
とても気持ちよく過ごせました。





最後に、拝見出来ませんでしたが、毎年夏には「いで湯祭り夏」(8月中頃) が開催されているようでした。
到着がもう少し早ければみていたのですが…残念。

冬の「平湯大滝結氷まつり」(2月中頃) もあるようで面白そうです。

その時期のツーリングは生きて帰れないでしょうが、旅スキルが上がりすぎて、普通じゃ物足りなくなってくるのであれば冬の長野もよいかもしれません。

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安房トンネル内。シャトルバスにて。
山を越え、もしや晴れていないかという希望を見事に打ち砕いた掲示板。これを見て相当凹んだオレはまだまだスキル不足です。

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楽しかったです。