日本、再探紀

日本の魅力を再び、探していくブログです。

2013.07.29 高知県四万十市〜愛媛県上浮穴郡

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四万十ゅの宝。





…ああ、すみません。
ここは沖縄県じゃなくて高知県でしたね。


でも、高知県四万十市も素晴らしい唯一無二の魅力を十二分に兼ねているのに、なぜ土佐の小京都などといって他県にあやかるのでしょうか。


四万十も四万十ゅ といってしまう気持ちがわからなくもないでしょう。



そんな、大企業傘下の有力零細企業のような高知県、いやいやしかし本当によいところだと感じました。


本日、ゆっくり休暇もとりまして、いよいよ高知県のメインイベント、四万十川へと赴きます!!




四万十川は全長191kmの四国を代表する河川。



昨日まで滞在していた四万十市中村は、四万十川の最下流に位置します。

その雄大な河川が大海原へ流れ出て行くのも、四万十市でございました。




しかし、この膨大な量の水は、一体どうやって生まれているのだろう?

と疑問が浮かびました。




教科書では、山から滴る雫がやがて大流となる云々を見たような気がしますが、あまりにあやふやで不透明、残念ながら当時の時分はまともに勉学に勤しむことはなかったようです。



なので、ここから四万十川の源、源流地まで行くこととしました。



四万十川の上流を、191km辿ります。




四万十川下流は、まるで鏡のように風景を反射させているほど、穏やかな水面でした。

そこから、走れば走るほどに変わっていく四万十川の様相。

上流に向かうにつれ、険しく、角角しい大きな岩が水の流れを遮っており、打ち返った水が大きく飛沫をあげ、うねりを作り出しております。

しかし、利根川など日本アルプスにあるような、日本らしい高低差のある急流というわけではなく、あくまで雄大に、川幅も広くあるように感じました。



そのような風景と共に、点々と慎ましく佇む人々の暮らしもありました。

道中、初めて来た土地なのにも関わらず、実家に帰省したような懐かしさを感じます。




四万十川には日本の原風景そのままが、あるように思えます。

自然も、文化も。






そして、源流地、麓まで来てしまいました。

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バイクで行けるところは、源流地から徒歩25分の所まで。そこからは獣道をひたすら登って行きます。



時計をみると出発から8時間が経過していました。







何を感じるかは、行った人だけが知り得る特権です。


ここで、あれやこれやの私感を述べるのは野暮な話。
是非、一度訪れて下さい。



とても清々しい気分でした。




その後、四国カルストをみる為、姫鶴平キャンプ場にて一夜を明かします。



充実でした。


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再探六十五日目
再探できた都道府県 27 [残り 20]
移動距離 170km [計 7,280km]
出費 ¥2,700 [計 ¥370,700]
(内訳)
・食事代…¥1,600 [計 ¥97,100]
・入浴・宿泊・キャンプ場代…¥200 [計 ¥87,900]
・ガソリン代…¥0 [計 ¥43,100]
・衣服・洗濯代…¥0 [計 ¥8,200]
・日用品・雑貨代…¥0 [計 ¥41,200]
・バイク修理・用品代…¥0 [計 ¥41,500]
・レジャー施設使用料…¥0 [計 ¥4,900]
・画材代…¥0 [計 ¥5,900]
・その他…¥0 [計 ¥8,300]
※ 十円以下四捨五入